金額


34,900円

評価と感想


評価 ★★☆☆☆

僕が日頃から気になっているタイプの情報商材です。

TOEICなどの試験で高得点を取るための方法。

果たして、これに意味があるのでしょうか?



この商材で宣伝している、「英文を和訳しなくてもいい」というのはいわば当たりまえのことです。

僕たち日本人は中学高校で嫌というほど和訳をさせられたので、無意識に「英語は和訳しないといけない」思いこまされています。

しかし、実際に違う言語同士を翻訳することなんて不可能なんですね。

言語にはそれぞれの文化が反映されているため、一方の言語にある概念が、もう一方にはない場合が多くあります。(英語の単数複数形などがそうですよね)

つまり、英語の読み方に慣れていくために日本語を使うことは学習の効率アップにつながるとしても、綺麗な日本語に和訳することは全く意味があありません。

そして何より、英語ができる人は例外なく英語は英語のまま文章を理解しています。

この商材では英語を英語のまま理解することを目標としている点では評価できると思います。



しかし、僕が疑問に思うのは試験に特化した公式を丸暗記して何になるのかということです。

僕からすると、「そんな公式を覚えるぐらいなら単語の一つでも覚えたほうがましやん」って感覚なんですね。

実際僕はTOEICに対して特別な勉強はしたことはありません。

それはTOEICだけのために勉強することはもったいないと感じていたからです。

その代わりTOEICのリーディングやリスニングの勉強ではなく、自分のその時のレベルにあったリーディングやリスニングの勉強を将来的に英語を使うことを見据えて勉強していました。

結果TOEICの点数も自分のレベルと共に上がって行きました。



現在日本ではやたらとTOEICの点数が重視されますが、僕ら英語教育に関わる人なら全員、TOEICの点数はその人の英語力があまり反映されていないということに気づいています。

700点あたりが一つの目安になっていますが、700点程度の人がどれだけ実際に英語を使えるのでしょうか。

この商材にある様なテクニック使えば点数を取ることができるのも事実です。

言い換えると、英語力がなくてもテクニックを覚えれば点数は取れるんですね。

そんなテストをなぜ日本が重視しているのかはよくわかりませんが、確実に言えることは、英語力がなくてもTOEICの点数は取れるますが、逆に英語力があれば確実に点数は取れます

何が言いたいのかというと、結局英語力が上がれば点数が取れる様になるので、本当の英語力を手に入れたい人は小手先のテクニックなんかに頼るよりも、英語力を上げることに専念するべきだと思います。

一方、会社の昇級などで英語には興味はないけど点数は取らないといけない、という人にはオススメな商材になっています。

ってことで目的によってプラスの面もマイナスの面もありますが、英語学習という観点からはあまりオススメできるものではないかな・・・という感じです。

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